うつ病を治すための個人的方法

個人的経験からうつ病の効果的な治し方について解説していく。

睡眠の改善について5

続き。

 

・パソコンやスマートフォンなどの電子機器の設定を切り替えると同時に、使用を控えるようにする。

 

電子機器の画面を長時間見続けることが不眠と関係しているということは、以前から多くの人々の間で感覚的には知られていたことだろう。しかし近年になってようやく「ブルーライト」というものが体に与える悪影響が周知されるようになり、AndroidWindowsといったOSにも標準でブルーライトを低減する機能が搭載されるようになっている。

 

ブルーライトが睡眠に悪影響を及ぼす理由は以下の通りだ。自然界では通常朝から昼にかけて全波長の光が太陽から放出されるが、夕方にはその内の青色光が低減され、やがて夜に至る。空の色が昼の青から夕方の赤へと変わることを想像していただけると理解しやすいであろう。よって夕方以降に強い青色光が直接に網膜に当たるのは不自然な状態であり、体内時計を狂わす結果となってしまうのである。私自身の経験で言えば、OS標準のブルーライト低減機能であっても、設定しているのとしていないのでは、たしかに睡眠の質に大きな影響があった。

 

基本的にごくわずかに設定をいじるだけでよく、全く金がかかるわけでもないので、これを導入しない手はないだろう。多くの場合夕方から低減機能が発動するようにタイマーが付いているのだが、どうせなら一日中にしてしまったほうが良いと思う。始めは今まで見ていた画面と違うので若干の違和感を覚えるが、慣れてしまえば特に問題まなく、むしろ通常の設定に戻した時の青色光の刺激が目につくようになるくらいだ。

 

さらにこれに加えて、OA機器から発生する電磁場にも気を配ったほうが良い。国内ではまだまだ論争が続いているが、ヨーロッパなどではすでに電磁場の人体に関する害は公に認められていて、日本よりも遥かに厳しい規制が実施されている。

 

電磁場の内磁波への対処は唯一距離を取ることのみである。磁場はほぼあらゆる物質を透過してしまう性質を持つため、一般に売られているOAエプロンなどは全く役には立たない。しかし、距離に対して指数関数的に讒言していく性質があるため、数cm離れただけでも大いにその害を緩和できる。できる限り自宅ではPCを使い、画面からの距離を少なくとも1m、できれば2mほどは取るとよいだろう。

 

電場に対するもっとも有効な対策はアースを取ることである。アース線はホームセンター等に行けば500円ほどで手に入るので、それをワニ口クリップなどでPCのアース端子に繋ぎ、台所などにあるアース線差込口へと誘導するのである。これもわずかな投資で済むにもかかわらず、OA機器使用の害をかなりの程度まで軽減できる非常に有効な手段である。

 

もちろんこれらの対策を施した上で、可能な限り日没後はPCやスマートフォンの使用を控えるのが望ましい。

 


 

 

・ヨーガ、瞑想などによって体調を整え、心理的な障害を取り除いていく。

 

毎日規則正しくヨーガや瞑想を実践していくことは、不眠の根本的な治療に対して絶大な効果がある。こちらはより詳細な説明が必要となるため、また独立した別の記事で記述していくつもりである。